「奉仕」は、まず「奉仕」それ自体に意味がある。
「すべての行為は、それ自体に報いる」
それは、自分とか他人とかいう問題を超えたものである。同時に、「奉仕」は自分と他人との同一視を促す。それは大自然との融合にもつながるものである。
自分と他人が同一であるならば、他人への「奉仕」は、他人への報酬であると同時に、自分への報酬でもある。したがって、「奉仕」をしてその報酬を得ないということはないのだ。
Author / naoki miyamoto
【天に貸しをつくる】
もし、あなたに恩を感じない主人に仕えたならば、よりいっそう、彼に対して奉仕をすることだ。天に貸しをつくり、神をあなたの債務者にしてしまうことだ。仕事をすればどんなことでも必ず代償を支払ってくれる。支払いが遅れれば遅れるだけ、あなたは得をすることになる。なぜなら、貸した債権は複利で計算されるのが天界における慣例だからだ。
【賢人は批判の側に身を投じる】
賢人は常に自分を攻撃する者たちの側に身を投じる。自分の弱点を知るということは、敵よりも自分にとって利益のあることである。非難は賛辞より安全である。
【逆境は強さを育てる】
私たちは最終的に勝利と自由を得ることを目標にしているかぎり、逆境のなかで強さを育てることができる。
強さは抵抗することによって育つ、というのは普遍の真理である。
【プラスαの奉仕】
できるかぎり最高のサービスで奉仕すること、常に前回よりも優れたものを提供すること。
これを実践することによって、あなたは最高の教育を受けることになる。
あなたが報酬以上の質と量とサービスをするとき、どこの誰よりもその努力から利益を得ているのである。サービスを続けていくうち、世間はあなたに仕事以上の報酬を出そうとする。その報酬は複利で計算される。利が利を生んで、あなたへの報酬となって必ず戻ってくる。
自分の仕事の監督者は自分自身である。プラスαの奉仕は自分自身で発見しなければならない。
【潜在意識とドッキングする】
潜在意識は、信念のような強い感情と結びついた目標や願望については、とりわけ鋭敏にこれに反応するという特徴を持っている。
したがって、強い感情と結びつかないものは、潜在意識は受け入れようとしないのだ。
潜在意識が、人間の有限の心と無限の知性とを結びつける絆であることはすでに証明されている。人間は、無限の知性と好きなようにつながりを持つことができるのだ。思いついたことを現実のものに変えることができるのは、潜在意識だけである。また、切なる願望を聞きとどけることができるのも、潜在意識だけなのだ。
天才とは「常識では考えられないような知識の源泉と自由に交信を交わし、思考を強化する秘訣を発見した人」である。
【潜在意識の活性化】
潜在意識は、それが習慣となってはじめて、思うように動かしていくことができるものなのだ。 その鍵となる信念を持つためには、十分な時間をかけ、我慢強く、忍耐力をもつ必要がある。
【潜在意識と受け取る情報の選択】
あなたは潜在意識を完全にコントロールすることはできない。ただ、実現させたいと思う計画、願望、目的などを潜在意識に委ねることはできる。
「潜在意識というのは、あなたの努力に関係なく、思いのままに働く。」
あなたが積極的な願望を与えれば、肯定的なものをどんどん栄養にしていく。潜在意識は夜も昼も働いている。
あなたは洪水のような情報の渦の中で生活している。その中には積極的なものも消極的なものもある。あなたは積極的なものを受け入れ、消極的なものを締め出す努力をしなければならない。
【創造はヒラメキからはじまる】
創造はすべて「思考のヒラメキ」からはじまる。
人間というのは、心にひらめいたものでなければ、決して創造することはできないものだ。心にひらめいた情報は、想像力の助けを借りて、計画の中に組み込まれていく。想像力は潜在意識と協力し合いながら、あらゆる分野の成功を導くための計画や目標をつくり出し、そしてそれを推進させていくのである。
富に転換する目的で潜在意識に植えつけられたすべての「思考のヒラメキ」(その結果としての目標や計画)は、想像力の働きによって信念と結びつけられなければならない。
また、信念に計画や目標を結びつけて潜在意識に植えつけるときにも想像力が必要なのだ。
【潜在意識は感情に大きな影響を受ける-肯定】
潜在意識というのは、理路整然たる理性よりも、感性や感情により大きな影響を受けるものである。
事実、感情的なアクションのほうが潜在意識に受け入れられやすい。
■七つの積極的な感情
「願望」
「信念」
「愛情」
「セックス」
「情熱」
「ロマンス」
「希望」
この七つが、人間が何かを創造しようとするとき、最も多く用いられる、特に強い感情である。
積極的な感情で心を充満させることによって、富(物質的なものであれ精神的なものであれ)への願望をさらに開発し、実現させることができる。
【潜在意識は感情に大きな影響を受ける-肯定】
積極的な感情と消極的な感情は、同時に一つの心を支配することはできない。必ずどちらか一方が心を支配する。
だからこそ積極的な感情で心を支配するということはあなたの義務なのだ。そのためには、習慣の法則を上手に利用すればよい。
深層自己説得は、性格を構築する強力な要素であり、深層自己説得だけが、実際にこれまで以上に素晴らしい性格にあなたを築きあげるただ一つの最大の要因なのだ。
■七つの変換すべき感情
(恐怖)→ 自信
(嫉妬)→ 祝福
(憎悪)→ 愛情
(恨み)→ 寛容
(貪欲)→ 満足
(迷信)→ 正信
(怒り)→ 寛大
積極的な感情で”完全に”満たされている状態でなければならない。
【思考は現実化する】
人間は自分が考えたとおりの人間になる。このように人間をつくり上げているものの一つは思考である。そして、もう一つは願望である。
人間の心の奥底に眠っていた願望が目覚めて腰をあげると、いよいよ現実的なものに転換していくことになる。そしてそれはやがてほんとうに現実的なものになるのだ。
【強烈な本能を創造的なものに転換する】
性欲は、人間の欲望の中でも最も強いものである。人間がこの欲望に駆られるとき、日常的なレベル以上の優れた想像力、勇気、意思の力、忍耐力や想像力などが強烈に発揮される。
この衝動をうまく活用してほかのエネルギーに転換することができれば、他のことに大いに役立たせることができる。もちろん、富を築くエネルギーとしても活用できる。
性衝動をほかのものに転換させるには、強い意欲を呼び起こさなければならない。そうすれば確実に、その努力は報いられる。
性の衝動は、肉体と心の健康のために、正しく発散されなければならない。正しく発散されなければ、あるいはほかのものに転換して活用するのでなければ、性衝動は単に肉体的なものとして終わってしまう。
性衝動はほかの創造的なエネルギーに転換することができる。
性衝動に駆られると、人間は超人的な力を持つようになる。この真実を理解すれば、性衝動の転換の中に想像力の秘密があることの意味を理解することができるだろう。
・偉大な成功を収めた人は、その多くが強い性欲の持ち主でもあった。なおかつ、その性衝動をうまく転換する技術を自らの経験で学んだ人でもある。
・莫大な財産を築いた人や文学、産業、芸術、あるいは専門分野で名を成した人々は、何らかの形で女性の影響を受けた人々である。
【心を刺激する10項目】
人間の心は刺激に反応する。
それによって心の振動が高まる。エンスージアズム、創造的想像力、強烈な願望などが生じてくる。
■心を奮い立たせる刺激の代表的な10項目
1.性衝動
2.愛情
3.名声、権力、富に対する燃えるがごとき願望
4.音楽
5.男同士、女同士、男女間の友情
6.二人またはそれ以上の人たちと調和のとれたマスターマインド
7.受難、宗教的迫害
8.深層自己説得
9.恐怖
10.麻薬と酒
【性衝動の神秘的な力】
人間の心は刺激に反応する。この刺激のうちで、最も偉大で最も力強いものが性衝動である。これを利用し、転換するとき、この偉大な力は人々を高い思想の世界へ持ちあげ、日常的な場面では、ついのめり込んでしまいそうなつまらないことや、悩みや苦痛から人々を解放してくれるのである。
人間が独創的才能の持ち主になれるのは、自らの心を刺激して独創的想像力を高め、素晴らしい活力を発揮できるときだけである。そしてこの”セルフ・スターター”として最も重要なものが性的エネルギーなのである。
性的エネルギーの本来的欲求を、ほかの欲求に”転換”して行動を起こすことができる人こそが、独創的才能を発揮できるのである。
男性が莫大な富を築いたり、地位や名声を得ようとしているのは、女性を喜ばせようとする願望が最大の原因なのである。 女性を喜ばせるということは男性本来の願望である。
【問題に対して】
「大きな問題に直面したときは、その問題を一度に解決しようとはせず、問題を細分化し、その一つひとつを解決するようにする」
「念のため専門家の意見を聞く」
【失敗したら、失敗を分析することだ】
どんな状況であれ、失敗したら、その状況を分析してみることだ。そうすれば、どんな失敗にもそれに見合った利益の種子が含まれているという、深い真理に行き当たる。 これは、失敗が必ず熟した果実となって利益を与えてくれるという意味ではない。失敗には種子が含まれている、ということにすぎない。それを見つけ出し、芽を出させ、豊かに実を結ばせるには、人それぞれが目的を明確に持って積極的に独創力を働かさなければならない。
失敗や不運が恵みとなるか災いとなるかは、その人の反応次第である。失敗や不運に見舞われても運命の手が別の方向へ行くように合図をしたと受け取り、その合図に従えば、その経験は必ず恵みとなる。反応の向きが問題なのだ。 そして、どう反応するかは、いつでもその人に完全に任されている。
自分の弱さを知るには、失敗は正確な物差しとなる。だから失敗は自分の弱さを正す機会を与えてくれる。その意味で、失敗は常に恩恵であるともいえるのである。
【人生の試験】
ある仕事に三度失敗し、それでもあきらめないなら、あなたはその道での指導者になれる可能性があると思ってよいだろう。十回以上失敗して、なお努力を続けられれば、あなたの心には天才が芽ばえ始めている。
自然は災いをふりかけて人を打ち倒すことがあるが、それは起きあがって再びたたかうのは誰なのかを探るためであろう。この試験に合格した人が、指導者として人類にとって重要な仕事をするよう選ばれ、運命づけられる。
【失敗はない】
あらゆる失敗や災いには、必ずそれに見合った利益の種子が含まれているのだ。その種子の発見に全力を傾け、その種子が芽を出すように行動を起こすのだ。どのような現実であれ、失敗として受け止めないかぎり、失敗はこの世にはない。
【成功へ導く要因】
1.明確な計画や目的を持っているため状況に流されない。
2.他人のことを干渉しない。
3.生涯目標となる大きな目的をもっている。
4.自己修養の精神をもつ。
5.成功者になる意欲がある。
6.健康である。
7.はじめたら最後までやり遂げるという根気がある。
8.肯定的な考え方をするのが習慣になっている。
9.感情をコントロールできる。
10.行動を起こして利益を得ようとする。
11.決定の迅速さや明確さをもち、決定後すぐに実行する。
12.自由な精神をもつ
13.社内での対人関係、職業上の人間関係が良好である。
14.すべての面で慎重である。
15..職業上の協力者を正しく選択している。
16.自分に合った職業に就いている。
17.取り掛かっていることを時間内にやってしまおうという集中努力をもつ。
18.収入と支出の管理に関心がある。
19.時間をいかに有効に使うかという計画性がある。
20.抑制のきいた情熱をもつ。
21.心が広く寛容である。
22.協調性があり、他人と協力する。
23.誠実を尽くすべき相手に対して、誠実である。
24.利己心や虚栄心を抑制できる。
25.人に対して謙虚である。
26.必要な資料を必ず自分で確認して意見や計画をまとめる習慣がある。
27.好機に気づくだけの展望や創造力をもつ。
28.他人や社会のために少しでも骨を折ろうとする気持ちが強い。
29.言葉づかいが上品で、礼節をもつ。
30.他人の内情について、噂話はしない。
31.政府関係機関に対して、社会的な態度をとる。
32.無限の英知の存在を知っている。
33.よい結果を招く祈り方を知っている。
34.必要に応じて、他人の経験を自分に役立てることができる。
35.金銭的にしっかりしている。
36.誠実であり、いつも真実のみを話す。
37.他者を良く評価する。
38.他人のおかげをこうむるような関係は最小限にとどめる。
39.満たされており、不要なものに手を出さない。
40.自分の選んだ目的を達成させるだけの自信をもつ。
41.専門的な分野は専門家に任せることができる。
42ものごとにすぐに取り掛かり、期限までに仕上げる。
43.どんな状況にも立ち向かって対応する。
44.相手の話をよく聞き、自分の話は最小限に留める。
45.他人の好意に報いようとする。
46.仕事上の関係者に、正直である。
【悲しみ】
愛情はすべての感情の中で最高のものだが、悲しみは愛情にたいへん良く似ている。
災害が起こったときはその間中、悲しみが人々を友情の絆で結ぶ。悲しみは貧苦をやわらげ、心を清める。悲しみだけが教えてくれる心の富は、あまりにも素晴らしく、あまりにも多様である。悲しむことのできる脳力は、それだけで、その人の精神的資質の深さを示している。
悲しみは自分自身の心の内側を見つめさせる。そして、病気や失望のすべてを癒す素晴らしい力があることに気づかせてくれる。また、沈思と黙考の大切さも教えてくれる。沈思黙考から得られる見えない力は、ある期間あるいはある事態に必要な助力と慰めを与えてくれるのである。
悲しみも失敗と同じように、恩恵になるか災いになるかは自分の反応次第なのである。
悲しみは、他人の気持ちに同情できるようにならなければ、あるいは自分を鍛える手段として歓迎しなければ、悲しみは自分のためにはならないのだ。深い悲しみにあるときほど、無限の英知と密接になることができる。悲しいときの祈りは最も無限の英知の心を動かすので、明白な結果が表れることが多い。
「神は不思議なやり方で不思議を成し遂げる」
【心の受け入れ準備】
独創的創造力を最大限に有効に活用するには、まず、心の受け入れ準備をしておかなければならない。
あなたの心を曇らせている優柔不断、疑惑、不安の三つの敵について研究し、分析し、理解し、そしてそれらを心の中から一掃しておけばよいのだ。
一つでも発見されたなら、ほかの二つも近くに巣くっていると考えて間違いない。
【その日のうちに行う】
その日のことをその日のうちに行うことは責任をもっているということだ。また、問題と向き合って対決し、忍耐をもって取り組むことに繋がる。その日のことをその日のうちに終わらせることができる人間は絶対に妥協しない。自信があり、目標を明確にし、自律心、ヤル気、情熱、希望をもち、論理的な思考力をもつことができる。富を望み、成功した人と仲間になる。
【批判を受けること】
他人から批判されるのが恐ろしい、という理由で私たちはつまらないことに神経を使って生きている。批判を受けることの不安感は自発性を奪い取ってしまう。創造力を破壊し、個性をつぶし、自尊心を奪ってしまう。
他人がどう思おうと、何をいおうとそんなことは気にしないで、”固い決心”を持ち続ければよい。それが批判を受け入れることの不安を追い払ってくれる。
人間の本質をよく知っている経営者は、部下の脳力を引き出すために、批判するのではなく、建設的なアドバイスによって脳力を発揮させている。
【批判をはねのける態度】
<自信>
自信をもってハッキリとした話し方をし、進んで人と会う。手足、視線の動きが落ち着いている。
<落ち着き>
声に張りがあり、他人の前で寛大になる。姿勢が良く、記憶が正確である。
<個性>
決断力があり、人間的魅力がある。自分の意見を堂々と発表できる。
物事に正面から対決し、たとえ困難な状況も突き進む。他人の意見をよく聞き、自分の意見を述べる。
<横の関係>
他者を上にも下にも見ず、横の関係とする。
他者にたいして正直で誠実な態度がとれる。
<大志がある>
精神的にも肉体的にも仕事に精を出す。
自己主張が明確なため、決断が速い。他人からの感化を受けにくい。動作や話し方が機敏であり、すべてに責任をもつ。
何かあたらしいことをしようとするとき、批判は必ずついてまわるものだ。しかし、批判者が何をいおうと、また何を思おうと、あなたの目的が“他者のため”になるものであるならば、それらに惑わされることなく、強い決意をもって前進しなければならない。それでこそ、あなたはあなたの人生を生きていることになる。