【忍耐力】

忍耐力を習慣として身につけた人は、たとえ失敗しても、あたかも失敗そのものを保険にかけているように涼しい顔をしているものだ。そのような人こそ、どんなに失敗を重ねても、最後には梯子の最上段に登りつめることができる人なのである。
失敗にもめげず、挑戦を続けている人たちだけが目標に到達するのだ。
このとき、世界はこう叫ぶだろう。「おめでとう!あなたならきっとやり遂げると思っていた!」
テストにパスした人々には、その忍耐力に対してたっぷりと報酬が与えられる。

「どのような逆境や失敗も必ずそれ以上の価値を生み出す利益の種子を持っている」

【忍耐力を鍛える】

1.目標・願望の明確化
自身が何を望んでいるかをはっきり知ることだ。それが忍耐力を養う最も重要なステップである。強力な動機づけこそ、忍耐力の源泉となる。

2.強いエンスージアズム(熱意)を伴った目標実現意欲
自身の熱意を、周囲が燃え出すほどに高めれば、忍耐力を発揮することは、少しも難しいことではない。

3.自信
自身の脳力を信じること。そして自身の価値を信じること。自信が勇気と忍耐力をもたらす。

4.計画の明確化
計画をきちんと立てること。そうすればやがて忍耐力が養われてくる。

5.正確な知識
自身の経験、観察をもとにして計画を立てること。その正しい知識を使い判断することは忍耐力を強化する。

6.マスターマインド
人々に対する思いやりと理解と調和のとれた協力心は忍耐力を強化する。

7.意思の力
計画な目標に対して常に心を集中する努力は、優れた忍耐力を開発する。

8.習慣
忍耐力は習慣の結果である。だから忍耐力を習慣として身につけるようにしなければならない。そうすれば、恐怖という最大の敵でも、あなたが勇気ある行動を繰り返すことによって打ち負かすことができるのだ。

【必要なポイント】

1.自身が何を望んでいるのかをハッキリさせ、説明できるようにする。

2.仕事を期限内に終わらせること。(どんな理由も通用しない)

3.知識欲、勉強意欲に溢れていること。

4.即決即断。いつも正面から対決し、すべてにわたって責任をもつこと。

5.明確な計画を立てること。

6.他者満足。

7.関心をもつ。問題が生じたときに、直面してたたかい、突き詰める。

8.自分の失敗を認める。他者の失敗には寛大に対応する。

9.動機づけをすることからくる熱意の強さ。また、熱意からくる働き。

10.忍耐。どんなことがあっても忍耐力を発揮すること。

11.綿密な計画。目標や願望を紙に書き、分析・反省を行う。

12.目の前にアイデアがひらめき、チャンスが現れると、即座に手を伸ばしてつかまえる。

13.行動にうつす。

14.どんなことがあっても豊かになりたいという態度。「こうなりたい」「こうしたい」「これが欲しい」という強い意欲。

15.自ら汗を流して主体となって行動する。

16.他者の考えを気にしない。
他者の批判的な行動・発言は意味が無いものだと知っている。

【忍耐力を身につける4つのステップ】

1.燃えるような熱意に支えられた明確な願望や目標を持つこと。

2.明確な計画を立て、それを着実に実行していくこと。

3.親戚、友人、周囲の人たちの否定的な、あるいは意気消沈させるような意見をきっぱり拒絶すること。

4.目標と計画に賛成し、激励してくれるような人を1人、あるいはそれ以上の人を友人にすること(マスターマインド)。

明確にその目標達成期日を答えることができ、その達成計画を明確に説明する子ができれば、ぐっと富に近づく。

【心に描く】

精神的な豊かさと物質的な豊かさとは、互いに密接な関係にある。どんなに低いレベルの仕事であっても、成功は自分の心の中に待機しているものだ。人間には自分の仕事に価値を付加し、心に描いたことを現実のものにしてしまう力がある。その力を今すぐ動かすことだ。

【エンスージアズム -Enthusiasm-】

※“Enthusiasm”の語源は、古代ギリシャ語の「神にとりつかれた(状態)」という意味からきている。

エンスージアズム、それは「明確かつ特定の目標」を持つことからはじまる。願望や目標がしっかりと定まっていて、それが自身の魂の一部になっていることが、エンスージアズムにとって、いちばん住みやすい環境なのだ。「明確な目標」の中に、エンスージアズムは不可避的に合一されている。

よくいわれる「あなたの内なる神」とは、自分自身と自分の行動についての信念のことなのである。

エンスージアズムで成し遂げられることには限度というものがない。無限のエンスージアズムは、あたかも磁石が鉄粉を引き寄せるように、人を引きつける。

【エンスージアズムは行動から生まれる】

エンスージアズムを持つには「熱心な行動をせよ」
熱心に行動すれば、気持ちのほうがあとからついてくる。やがては、心にエンスージアズムが充満していることが感じられる。

同じ思考あるいは同じ肉体的行動の繰り返しは習慣となる。頻繁に繰り返せば、自動的な反射作用になる。

エンスージアムにより、睡眠はいつもの半分で十分となり、疲労を感じることなしに通常の倍の仕事をこなすようになる。

エンスージアズムが体に満ちることは、魅力的でダイナミックな個性をつくりあげるのに役立つ。エンスージアズムに満ちた人間は必ず人に好かれる。

【エンスージアズムを持たせる行動】

1.大きな声で話をすること。
気が動転したときや、聴衆を前にしてアガったときに役に立つ。

2.早口で話すこと。
頭はそれ以上に機敏に働くようになる。

3.強調すること。
聞き手にとっての重要な言葉、たとえば「あなた」とか「皆さん」というような言葉に力を込めること。

4.間をとること。
早口話すにしても、文章で書いた場合に句読点の入る場所に間を入れる。沈黙という劇的効果を利用すれば、聞き手の心はあなたがいわんとする考えを汲み取ってくれる。強調したい言葉のすぐあとにくる間が、その強調点を際立たせてるれる。
5.声に微笑みを込めること。
顔に微笑みを浮かべ、目元に微笑みを込めれば、声に微笑みを添えることができる。これは早口で話すときのキメの粗さを消すことができる。
6.話し方に変化をつけること。
声の高低と声量の両方に変化をつける。大きな声や早口で話していても、気持ちの込め方によって、会話風に調子を落とすこともできる。

自分の心の中にエンスージアズムをつくりあげようとするとき、何を話すかということよりも、どのように話すかということが大切である。口調と話し方の、人々に与える印象は長く残る。

【計画に熱意を持つ6つの秘訣】

1.熱心で楽観的な人々と付き合うこと。
2.まず財政的な成功を築きあげるために働くこと。
金銭は最高のエンスージアズムを発揮させる源であることを素直に認めよう。
3.成功のノウハウをマスターして、日常の生活に適用すること。
4.健康に注意すること。
5.積極的心構えを維持すること。
自身の行動について積極的な気持ちを持っていれば、周囲はあなたのエンスージアズムを感じ取る。
6.他人の手助けをすること。
自身が売る製品やサービスを通して人のためになり、自身の素直な心から出た親切心と慈善心で人を助けること。いずれにしても人に力を貸すことが、自分のエンスージアズムを持ち続けていく助けになる。

【エンスージアズムは売れる】

自身のエンスージアズムを目覚めさせるには、
第一に、製品(商品、サービス)に関しての知識をすべて知ること。第二に、扱う製品が買い手のためになることを確信することが必要である。

扱っている商品について、純粋で、真面目で、熱意ある信念と、その気持ちを相手に伝えると、その人たちがその利点を十分享受したいと思うまでになる。そのときあなたは、あなたの燃えるような意欲について話しているのだ。 そのような意欲あるセールスパーソンは売れる。
エンスージアズムは、自身をより偉大な成果へ推し進めてくれる最大の力なのだ。

【知恵の源泉】

1.無限の知性
私たちはヒラメキによって知恵なり知識を得ることができる。「独創的想像力」

2.蓄積された経験
人類の莫大な経験の蓄積は、体系的に記録され整理されて、図書館に保存されている。

3.調査と研究
科学の分野や、種々の実業の分野では、毎日新しい事実を収集、分類して体系化することを繰り返している。蓄積された過去の経験だけでは不十分な場合、この調査と研究が知恵の源泉として役立つ。この場合でも、独創的想像力が頻繁に使われている。

【マスターマインド】

マスターマインドの定義:明確な目標を達成するための二人ないしはそれ以上の人たちによる、調和された、知恵(そして知識)と努力の協力関係。また、それらの人々の間で行き交う波長の合った思考のバイブレーションのことである。
人がマスターマインドを形成すると、アイデアやヒントにおいて、1+1が5にも6にもなる。

【マスターマインドの2つの力】

マスターマインドには2つの力がある。
1つは経済的な性質であり、もう1つは心理的な性質である。
経済的な面:助言を求めたり、相談したり、援助を惜しまない友人を持つことができれば、利益を得ることができる。こうした協力の型が、莫大な富の基礎固めとなる。この真理を理解することによって、あなたは経済的な成功を収めることができる。
真理的な面:「二つの心が一つにまとまるとき、見ることも触ることもできないもう一つの心が生まれる。それが第三の心だ」
人間の心というのは、エネルギーである。精神的な力だ。二人の人間の心が調和して一つに結ばれると、一種の超越的とでもいってよいエネルギーを作り出す。

【心と心の波長の一致】

周りにアシスタントやブレーンの一団を持っていて、和やかな関係を保っている人間の頭の中に収まる知恵というのは、アシスタントたちがはっきりした形で与えてくれる知識より、はるかに自由自在で活き活きとしたものである。
これと同じことは、友人や同僚との間で、マスターマインドをつくり、そこでさまざまなテーマや問題を話すときなどにも当てはまる。複数の心が一つのテーマに集中し、もっぱらそのテーマで心がいっぱいになると、さらに大きなパワーが生ずる。

「二つ以上の頭脳が調和のとれた協力をするとき、一つの頭脳よりもはるかに大きなエネルギーを生み出すことができる」
このメカニズムが理解できれば、それらのマスターマインドから強力なエネルギーを引き出すことができる。言い換えれば、マスターマインドとは、他人の頭脳を上手に引き出すことのできる秘密の力だということだ。
思いやりと調和のとれた心の交流によって、私たちは他人の素質や習慣や思考の力などをお互いに吸収し合っていくのである。

最も重要なのは「無限の知性」である。
二人以上の人間が調和の精神で共通の目標に向かって協力するとき、エネルギーは無限の知性の無尽蔵の倉庫から、直接引き出すことができるのだ。無限の知性は、エネルギーのあらゆる源泉の中でも最も偉大なものだ。そして天才と言われる人たちや偉大な指導者が常に活用してきたのもこの無限の知性だった。

【マスターマインドの維持】

1.気心の知れた人と協調グループをつくる
まず二、三人の気心の知れた人に声をかける。そしてこの計画に参加してもらう。協調グループを作るのだ。そして全員が互いに心の調和がとれているかを確認しておく。協調グループの主たる目的は、知的にも精神的にも、互いに成長することであり、もちろんそれに伴って、物質的利益も(各自の意欲次第で)同時に得られることを説明する。

2.目的に向かった建設的な議論をする
討論クラブになってはいけない。政治、宗教など、論議を呼びそうな微妙な話題を、このグループのミーティングには含めないことだ。このグループの目的は、各メンバーが人生から得た経験に基づいた知識で、助け合うことだからである。

3.話の内容は部外秘にすること
討論や協力の内容は、グループの中にとどめておく。それを承知していれば、メンバーは自由に話ができる。

4.グループは成長する
グループは新しいメンバーが増えて大きくなる。だが、手におえなくなるほどの大きさにしてはならない。新メンバーの受け入れは全員一致の原則で決める。

5.仮入会の期間を設ける
マスターマインドの初期メンバーは別として、新入りメンバーは一ヶ月ないし適当な期間は、仮の入会とする。新入りメンバーが、ほかのメンバーと調和がとれるかどうかを見守る必要がある。メンバーとして受け入れられないことが決まっても、それはその人の人間的価値のせいではないのだから、遠慮する必要はない。

6.人生の成功の原則への賛同
メンバー一人ひとりが、自分の知識と経験のすべてを快く発揮できるような状態であれば、グループに調和が生じ、堅実な議論ができる。

7.議長を参加メンバーの回り持ちにする
各メンバーは、交互に議長を務めること。議長は、メンバー全員が話し合いに参加しているか、質問が自由に出ているか、個人の経験は自由に述べられているか、などに気を配る。議長は、メンバーが発言するときは指名して立たせ、その人のペースで話しているときに気が散らないように手助けをする。また、あらかじめ決めてある制限時間内に納まるように計らう。

8.主たる目的を選ぶ
メンバー個人の目的や問題のほかに、グループ全体の目的なり、プロジェクトなりを決める必要がある。

※外部の人には、マスターマインドの目的は明かさないようにするのがよい。
自分のエンスージアム(熱意)を示して、この貴重な感情を分け合うようにすることが、マスターマインド・グループのリーダーとしての義務でもある。
※グループのメンバー全員は毎回何か得るものがあるように気を配らなければならない。各人が手に入れて持ち帰るものの大きさに比例して、エンスージアズムや協力も増大する

【好きなことをする】

人間の忍耐力とは、その人がやっている仕事を好きか嫌いか、あるいは愛するかどうかということによって決まってくる。

「人間は、自分の愛する仕事に携わっているとき、または愛する人のために仕事をしているときに、最も仕事の効果を上げるものである」

仕事の中に「愛」や「好み」の要素が入ってくると、仕事の進行は早くなり、質も向上する。しかも、その仕事から生じる疲労は、当人にとって「快い疲労」となる。

私たちは、大好きな仕事をしているとき、報酬以上の仕事をすることに少しの苦痛も感じない。

【大好きな仕事の利点】

大好きな仕事をするときの利点は大きく二つある。
第一に、その仕事をすることによって幸福を得るということである。これは最高の報酬である。お金では買えないものだ。
第二に、目先の収入はともかく、生涯収入では決して引けをとらないということである。おそらく、ほかの好きでもない仕事よりはかなり上回ることだろう。なぜなら、愛情を持ってする仕事は、ほかの仕事より質・量ともに優れているからである。
「報酬以上のサービスをすることは、必ず報われる」

【奉仕する】

今後6ヶ月の間、1日最低1人に役に立つことをすること。そして、その奉仕に対して何の報酬も期待せず、受け取らないこと。

奉仕をしてその報酬を得ないといういことはない。
それは、仕事をしなければ報酬を得られないのと同じくらい確かなことである。

多くの人は次のことによって、高みに到達する道を邪魔されている。
「やったとすべてに直接的な報酬が得られないと、だまされたような気持ちになること」