愛情はすべての感情の中で最高のものだが、悲しみは愛情にたいへん良く似ている。
災害が起こったときはその間中、悲しみが人々を友情の絆で結ぶ。悲しみは貧苦をやわらげ、心を清める。悲しみだけが教えてくれる心の富は、あまりにも素晴らしく、あまりにも多様である。悲しむことのできる脳力は、それだけで、その人の精神的資質の深さを示している。
悲しみは自分自身の心の内側を見つめさせる。そして、病気や失望のすべてを癒す素晴らしい力があることに気づかせてくれる。また、沈思と黙考の大切さも教えてくれる。沈思黙考から得られる見えない力は、ある期間あるいはある事態に必要な助力と慰めを与えてくれるのである。
悲しみも失敗と同じように、恩恵になるか災いになるかは自分の反応次第なのである。
悲しみは、他人の気持ちに同情できるようにならなければ、あるいは自分を鍛える手段として歓迎しなければ、悲しみは自分のためにはならないのだ。深い悲しみにあるときほど、無限の英知と密接になることができる。悲しいときの祈りは最も無限の英知の心を動かすので、明白な結果が表れることが多い。
「神は不思議なやり方で不思議を成し遂げる」